# --- Kifu for Windows (Pro) V6.29 棋譜ファイル --- 開始日時:2010/01/11 15:15 終了日時:2010/01/11 16:10 棋戦:第32回BinsGateCup決勝 持ち時間:0時間15分 消費時間:60▲15△15 場所:クレオ大阪西 手合割:平手   先手:石橋幸緒四段 後手:中井広恵天河 手数----指手---------消費時間-- *決勝戦は中井広恵天河−石橋幸緒四段となった。昨年末の1dayトーナメントと同じ顔合わせ、そのときは中井が勝っている。 *LPSAを代表する実力者同士の対戦とあって熱戦が期待される。 *「先月の決勝で負けているので、新年景気良く明けるため頑張りたいと思います」と石橋。 *「大阪の人に喜んでいただけるような将棋を指したいと思います」と中井。 *大盤解説はリレー形式、最初は中倉宏美二段と島井咲緒里初段のコンビでスタートする。 *持ち時間は各15分、使い切ると1手30秒の秒読み。振り駒の結果石橋の先手に決まった。 * *(棋譜・コメント入力=信天翁) 1 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00) *石橋はすぐに5筋の歩を突いた。 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 5八飛(28) ( 0:00/00:00:00) *中飛車は石橋の得意戦法。 4 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00) *中井の中飛車対策は相振り飛車。 *意表を突かれたのか石橋は「あれ、相振りはやらないはずでは」とつぶやいている。 5 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 6 4二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 7 4六歩(47) ( 0:00/00:00:00) *石橋は力戦に誘導しようとする。 8 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) 9 4七銀(48) ( 0:00/00:00:00) *先手陣はあまり見ない形になった。 10 7二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 11 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 12 7一玉(62) ( 0:00/00:00:00) 13 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) 14 5二金(41) ( 0:00/00:00:00) 15 9五歩(96) ( 0:00/00:00:00) *早々と端を詰める。準決勝の大庭戦でも石橋は端の位を生かして勝利している。 16 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00) 17 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00) *どちらに囲うか注目されたが、左に移動した。 18 6四歩(63) ( 0:00/00:00:00) 19 7八玉(68) ( 0:00/00:00:00) 20 2四歩(23) ( 0:00/00:00:00) 21 5五歩(56) ( 0:00/00:00:00) *9筋に続く5筋の位も取って石橋は大模様を張る。 22 6三金(52) ( 0:00/00:00:00) 23 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) 24 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00) *中井は着々と高美濃を構築する。後手がこれから飛角をどう活用するかに注目。 *ここで大盤解説は安用寺六段、鹿野初段の関西コンビにバトンタッチした。 25 4八金(49) ( 0:00/00:00:00) 26 3五歩(34) ( 0:00/00:00:00) *後手も3筋の位を取って、先手の位に対抗。この先△2五歩〜△3四飛〜△2四飛が一つの狙いだ。 27 5七金(48) ( 0:00/00:00:00) 28 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) 29 5六金(57) ( 0:00/00:00:00) *力強い金上がり。金で5筋の位を支える珍しい形だ。 30 4三銀(42) ( 0:00/00:00:00) 31 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 32 8二玉(71) ( 0:00/00:00:00) 33 2八飛(58) ( 0:00/00:00:00) *飛を振り戻して後手の△2四歩をマイナスの手にしようとしている。 34 3四銀(43) ( 0:00/00:00:00) *▲2五歩を拒否。 35 5七銀(68) ( 0:00/00:00:00) 36 4二飛(32) ( 0:00/00:00:00) 37 6八金(69) ( 0:00/00:00:00) *石橋残り5分に。 38 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) *角に桂のひもをつけて好機の△4五歩を狙っている。 39 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) *2九の桂を働かせるためにまずは歩交換。 40 同 歩(35) ( 0:00/00:00:00) 41 同 銀(47) ( 0:00/00:00:00) 42 3五歩打 ( 0:00/00:00:00) 43 4七銀(36) ( 0:00/00:00:00) 44 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) *すぐ4筋から動く手も考えられたが、中井はじっくりと自陣を整備する。第一人者らしい落ち着きが感じられる。 45 6六角(88) ( 0:00/00:00:00) *8四の歩を狙ってゆさぶりをかける。 46 8三銀(72) ( 0:00/00:00:00) 47 3六歩打 ( 0:00/00:00:00) *後手陣に離れ駒ができた瞬間を狙って二度目の▲3六歩。まさしく「時間差攻撃」だ。 48 同 歩(35) ( 0:00/00:00:00) 49 3八飛(28) ( 0:00/00:00:00) 50 4五歩(44) ( 0:00/00:00:00) *これで決戦は避けられなくなった。 51 3六銀(47) ( 0:00/00:00:00) 52 4六歩(45) ( 0:00/00:00:00) 53 同 銀(57) ( 0:00/00:00:00) *四段目に金銀銀と金駒三枚並んだ形は壮観だ。 54 3五歩打 ( 0:00/00:00:00) 55 4七銀(36) ( 0:00/00:00:00) 56 7二金(61) ( 0:00/00:00:00) *戦いの最中だが離れ駒をなくし自陣を引き締める。 57 4五歩打 ( 0:00/00:00:00) 58 5四歩(53) ( 0:00/00:00:00) *5筋の歩もぶつけ、後手は大さばきを狙っている。 *先手玉は薄いが9筋の位があって広いので、形勢は不明。 59 3七桂(29) ( 0:00/00:00:00) *4五の位守る桂跳ね。ここから石橋は秒読みに。 *次の手を考慮中中井も秒読みになった。 60 7三桂(81) ( 0:00/00:00:00) 61 5八飛(38) ( 0:00/00:00:00) *再び5筋に転回。 62 6五歩(64) ( 0:00/00:00:00) 63 7七角(66) ( 0:00/00:00:00) 64 5二飛(42) ( 0:00/00:00:00) *後手は攻めの方針を維持。先手は厚みがどう生かすか。力のこもった中盤戦になった。 65 8六角(77) ( 0:00/00:00:00) 66 5一飛(52) ( 0:00/00:00:00) 67 4四歩(45) ( 0:00/00:00:00) *小味な歩突き。△4四同角なら▲4二角成で先手が良くなる。 68 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) *角筋をなんとか変えようとするが。 69 9七角(86) ( 0:00/00:00:00) *相手の言いなりにはならない。 70 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00) 71 4五銀(46) ( 0:00/00:00:00) 72 5五歩(54) ( 0:00/00:00:00) *「いやー」と迷いながら中井は歩を取った。 73 同 金(56) ( 0:00/00:00:00) 74 3六歩(35) ( 0:00/00:00:00) *手筋の歩突き。どう応じるから悩ましい。 75 5二歩打 ( 0:00/00:00:00) *手筋のお返し。 76 3七歩成(36) ( 0:00/00:00:00) *一気に激しくなった。どちらが読み勝っているのだろう。 77 3四銀(45) ( 0:00/00:00:00) *飛を取らずあえて銀を取った。 78 4七と(37) ( 0:00/00:00:00) 79 5六飛(58) ( 0:00/00:00:00) 80 8一飛(51) ( 0:00/00:00:00) *と金ができたことに満足して、ひらりとかわす。 81 3三銀(34) ( 0:00/00:00:00) 82 同 桂(21) ( 0:00/00:00:00) 83 3六角打 ( 0:00/00:00:00) *▲4三歩成では間に合わないとみた。すきあらば▲6四金からの殺到を狙っている。 84 5七銀打 ( 0:00/00:00:00) *スピード最優先。中井の攻めが筋に入ったか。 85 4七角(36) ( 0:00/00:00:00) *こう取るのではいかにもつらい。 86 6八銀成(57) ( 0:00/00:00:00) 87 同 玉(78) ( 0:00/00:00:00) 88 5四歩打 ( 0:00/00:00:00) 89 6四金(55) ( 0:00/00:00:00) *とにかく前へ出る。 90 同 金(63) ( 0:00/00:00:00) 91 同 角(97) ( 0:00/00:00:00) *待望の角さばき。次の▲9四歩が大きな一手になっている。 92 5五銀打 ( 0:00/00:00:00) 93 9四歩(95) ( 0:00/00:00:00) *両取りに構わず端を攻める。 94 9二歩打 ( 0:00/00:00:00) *つらい受けのようだが飛角両取りが残っているのに期待。先手陣がバラバラで強い攻めが利かないのを見越しての辛抱。 95 5五飛(56) ( 0:00/00:00:00) 96 同 歩(54) ( 0:00/00:00:00) 97 5四銀打 ( 0:00/00:00:00) *力をためて次の▲6三金を狙う。 98 5六桂打 ( 0:00/00:00:00) 99 5七玉(68) ( 0:00/00:00:00) *「桂先の玉寄せにくし」の格言に従った手だが…。 100 3五金打 ( 0:00/00:00:00) *△4六金打以下の詰めろ。この攻めがどうにも振りほどけない。 101 3六金打 ( 0:00/00:00:00) 102 同 金(35) ( 0:00/00:00:00) 103 同 角(47) ( 0:00/00:00:00) 104 3五金打 ( 0:00/00:00:00) *二度目の△3五金で受けの利かない形に。 105 4六金打 ( 0:00/00:00:00) 106 3六金(35) ( 0:00/00:00:00) 107 同 金(46) ( 0:00/00:00:00) 108 6八角打 ( 0:00/00:00:00) *この手を見て石橋は「負けました」と投了を告げた。 *以下▲4七玉△4八飛▲3七玉△4七金▲2七玉△3八飛成▲1六玉△1五歩までの詰み。 *力のこもったねじり合いを制し、中井は1dayトーナメント連続優勝を決めた。 *感想戦では「74手目の△3六歩が好タイミングで困った」と石橋。その後も微差の終盤が続いたが、中井が冷静な指し回しでリードを守り切った。 109 投了 ( 0:00/00:00:00) まで108手で後手の勝ち