みなさんこんばんは。石橋幸緒です。
未曾有の被害をもたらした大震災から2週間が過ぎましたが、未だ多くの方々の安否さえも不明という悲しい毎日が続いています。日々なにかをする度に心の中で手を合わせて、亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様の察するには余りある心中を思っております。
いまも続く余震、そして原発災害による、いつ収束するとも知れない放射能の恐怖があります。私も一人のちっぽけな人間として、何もできないもどかしさと悔しさ、そして恐ろしさに身震いする毎日を過ごしています。
そんな中でも、直接被害を受けていない地域やそこに居る人々は、日本が停滞してしまわぬように少しでも歩みを止めてはいけない訳で、LPSAとしても「今何をすべきか、今後何ができるか」を話し合いました。
さっそく、先週22日の芝浦サロン営業再開日から
「東日本大震災義捐金募金箱 1手1円~あなたの一手が未来をつなぐ~」を始めました。
芝浦サロンにお越しいただいたら・・・、将棋を指したら・・・、ちょっとでもいい事があったら・・・といった感じで、ご自分の一手を1円に換算して募金箱に入れていただければと思います。
支援と言うにはおこがましい、ささやかなお手伝い程の気持ちですが、長く続けていきたいと思います。
女流棋士やスタッフ関係者も参加していますので、皆様のご協力をお願い申し上げます。
(今後は、オンラインショップでのチャリティー販売や、後日チャリティーイベントの開催などを考えております。)
このような中、先日、さいたま市在住の40歳代の紳士がLPSAを訪問されました。
大震災への義援金を寄付されたその足で、LPSAにも「女性や子供への将棋普及に役立ててほしい」と
100万円の寄付金をご持参下さったのです。
棋力四段の腕前で、LPSAのイベントにも何度か足を運んでくださったことのある方でした。
「今回の震災の被害状況や、気の遠くなるような多くの被災者の皆様への想いと併せて、今後、事態が落ち着いてきたら東北の皆様や、東北から避難して来られた方に将棋を心の安らぎとして広めてほしい。それには女流棋士が前面に立って、将棋という伝統文化にもっともっと女性が進出すること。それを応援したい。」というお話をお聞きし、その崇高なお心に本当に頭の下がる思いでした。
このような貴重な善意の期待に応えることが私たちに与えられた命題と思い至り、改めて気を引き締めた次第です。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
被災地の状況を視ながら、そして日本がちょっと元気に、皆様の心にほんの少し「気分転換に将棋でもやってみようかな」といったゆとりができました際に、この貴重なご厚意を有難く活用させていただき、現地に伺っていくらかでも被災された皆様のお役に立ちたいと存じます。
LPSAは「平穏な社会生活基盤が存在してこその将棋文化」を基本的な考え方として、いましばらくはまず節電や募金に協力するなど個々にできることをやっていき、その上で対局や、サロン・教室などを粛々と行ってまいります。
一日でも早く皆様の心が癒えて、復興という笑顔に向かえる日が訪れますように。































