R E P O R T レポート
第1回小学生女流将棋名人戦・決勝三番勝負
第1回小学生女流将棋名人戦
主催 日本女子プロ将棋協会(LPSA)
後援 近代将棋
協力 (株)吉野家ディー・アンド・シー
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【決勝三番勝負】8月25日(土) 第1局・11時~ 第2局・13時~
東日本代表:新藤仁奈(群馬・6年)
西日本代表:北村桂香(京都・6年)
第1局棋譜 第2局棋譜
(中倉彰子初段による振り駒の結果、第1局先手は新藤さん)
(新藤さんの初手は▲7六歩)
(北村さんの作戦は四間飛車)
(審判長は中井広恵六段)
(控え室でも検討中)
(大熱戦の終盤を制し、第1局は新藤さん勝ち)
(対局場は汐留メディアタワー・アネックス)
(夏休み最後の土曜日とあって、シオサイトはおおにぎわい)
(昼休み、妹の春実さんと練習将棋を指す新藤さん)
(13時、中井審判長の合図で第2局開始)
(第2局先手は北村さん)
(第2局も白熱の終盤戦)
(第2局終局前後。写真をクリックすると動画が再生されます)
(新藤さん、2連勝で優勝決定!)
(終了後、両選手にインタビュー)
――まずは新藤さん、優勝おめでとうございます。今のご感想を。
新藤 (小さな声で)うれしいです。
――今日の将棋ですが、2局の作戦については…
新藤 振り飛車でくるので、だいたいこんな感じで指そうかなと。穴熊は大会で使うのは初めてです。
――最後詰みが見えたときはどんな気持ちでしたか?
新藤 中盤が難しくて…あんまりよくわからなかったです。
――今回のような女の子だけの大会は?
新藤 男子がいるときと比べ、気楽にできるのがいいです。
――学校ではクラブのほかに、児童会の役員を務めていますね。
新藤 朝礼などで発表をしたり。それほど忙しくはありません(笑)
――北村さんもおつかれさまでした。惜しかったですね。得意な将棋はやはり……
北村 振り飛車です。相手が振ったら、相振りにします。(優勝した)佐藤康光杯C級の決勝でも使いました。
――個人で、東京のこうした大会に出場するのは?
北村 初めてです。団体戦ではありますが。普段は関西将棋会館の道場で指しています。
――将棋以外に、学校の活動や習い事はされてますか?
北村 英語をやってます。あとは学校の活動でバドミントンも。あまりうまくはないです(笑)
――お二人にうかがます。このような三番勝負、しかも中継付きの対局は初めてだったと思いますが。
新藤 気は楽でしたが、みんなが見ているところで感想戦でいろいろ話さないといけないのが……(苦笑)
北村 1つ負けても、次があるのがいいな、と思っていました。
――今日指した印象は?
新藤 振り飛車一本だなぁ、と。
北村 実際指しても、終盤が強いと感じました。
――最後に、今後の目標をお聞かせください。
新藤 できればプロになりたいです。
北村 今以上に強くなりたいです。
(中井代表あいさつ。写真をクリックすると動画が再生されます)
(第1回大会も無事終了)
(吉野家様からは両選手に名前入りのマイ丼が贈られた)