日本女子プロ将棋協会

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REPORT 2007.05.31

<お祝いメッセージ>樋口久子LPGA会長

070603_hana.jpgこのたびは新法人設立おめでとうございます。


 日本将棋連盟の女流棋士の皆様が今般『日本女子プロ将棋協会』を設立されることをお聴きし、将棋界・ゴルフ界のそれぞれの競い合う世界は異なりますが、女性プロフェッショナルからなる団体を運営していくという面では大いに共通するところもあるのではないかと思います。
 振り返りますと、私ども日本女子プロゴルフ協会も、男子のプロゴルフ協会であります『日本プロゴルフ協会』の「女子部」として1967年に創立、その後1974年『日本プロゴルフ協会』の進言もあり、自主運営の道を歩みました。以来今日までたくさんのファンの皆様やスポンサー様はじめ数多くの関係者の方々に支えられ、創立から40年の節目を迎えることが出来ました。当初は試合数も少なく、「女子プロトーナメントのスポンサーになってください。」と、会員自ら全国各地でお声を掛けさせて頂きました。おかげさまで今では賞金ランキング対象トーナメント36試合はじめ数多くの試合が開催されるようになりました。全国のファンの皆様やスポンサー様はじめ様々な関係者のおかげと感謝しております。
 最後になりましたが、日本女子プロ将棋協会の皆様、自主独立の道のりは当初多くのご苦労があるかとは思いますが、創意工夫され、惜しみない努力はきっと報われるものと信じております。全国のファンや支えて頂けるスポンサー様を第一に思い頑張って下さい。理念として掲げられております「日本の伝統文化である将棋の普及・発展、技術の向上と後進の育成」に全力を尽くされ、女流棋界のみならず、関係方面とも協力しあって将棋界全体が明るく、さらに繁栄することを期待しております。
 女子プロゴルフ協会も微力ながら応援させて頂きます。どうぞ明るい未来に向かって頑張って頂きたく思います。
               社団法人日本女子プロゴルフ協会
                       会長 樋口久子