R E P O R T レポート
第18期女流王位戦五番勝負、石橋四段が制す
主催・新聞三社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社、神戸新聞社、東京新聞(中日新聞東京本社)、徳島新聞社)
清水市代女流王位に石橋幸緒女流四段が挑戦する第18期女流王位戦最終第5局は11月5日(月)、東京・将棋会館にておこなわれ、107手で石橋四段の勝ちとなりました。
【詳細・中継】第5局(西日本新聞)
第4局(徳島新聞)第3局(北海道新聞) 第2局(神戸新聞) 第1局(西日本新聞)
石橋幸緒新女流王位コメント
協会のみんなやファンの期待に応えられて嬉しいです。深浦王位誕生の『九州にタイトルを持ち帰る』という言葉に勇気をいただき、私もLPSAにタイトルを持ってきたいと思い。王位戦つながりで何とかなるかという気持ちになりました。実際の5番勝負は将棋を楽しむ余裕はありませんでしたが、『戦った』という実感は強く残りました。ここまで育てていただいた日本将棋連盟にはいろいろな面で鍛えていただき、感謝しております。みなさま、応援本当にありがとうございました。
中井広恵女流六段(LPSA代表理事)コメント
LPSA待望のタイトルで自分のことのように嬉しく思います。これからも石橋さんに続いてLPSAからタイトル保持者が増えるように、また私もタイトルを取りたいと思います。
(写真をクリックするとファンの皆様への感謝の言葉が再生されます)
(終局後、インタビューを受ける石橋四段)
(13時、対局再開直前)
(再開後、石橋四段は▲4六歩と突いた)
(第5局は改めて振り駒で、先手は石橋挑戦者)
(石橋挑戦者の初手は▲7六歩)
(第4局終局直後。石橋四段にとってはやや不本意な内容だったか)
(清水女流王位が勝って、両者2勝2敗。決着は最終局に持ち越された)
(13時、対局再開。石橋四段はすぐに▲3五歩と仕掛けた)
(午前9時、第4局開始。石橋四段の初手は▲7六歩)
・10/12、現地速報会
・10/12、LPSA金曜サロンにて速報会実施!
(仕掛けでは指しやすい局面を築いた石橋四段。悔しさをにじませる)
(対局室に戻って感想戦)
(大盤解説場にて感想を語る両対局者)
(終局後、主催紙のインタビューに答える石橋四段)
(16時から3階で大盤解説会が始まった。解説は神吉宏充六段、聞き手は衣川くみ子さん。衣川さんは笠井友貴・現女流アマ名人の高校選手権・女子個人戦の部の3連覇を阻み、準優勝した経歴がある。)
(大盤解説場は平日の夕方にも関わらず100名近いお客さんが来場している)
(対局場の「イーグレ姫路」。16時から神吉宏充六段による大盤解説会が行われる。「イーグレ」とは姫路城=白鷺城のしらさぎから来ている)
(姫路では来年の春、姫路城周辺で全国菓子大博覧会・菓子博2008が開催される。観光案内所には派パンフレットと一緒に「お菓子の家」が展示されていた。石橋四段は現在、姫路市の観光大使を務めており、昨日の市関係者とお菓子博覧会の話題で盛り上がっていた。姫路観光大使は姫路出身の歌手、松浦亜弥さんも務めている)
(姫路城の下には市立動物園がある。多くのこどもが見学に来ていた)
(秋晴れの中、お堀の水面も穏やか)
(世界文化遺産・国宝 姫路城 今日も国内外からたくさんの観光客が訪れている)
(鹿野初段も現地に)
(再開後の指し手は▲5七歩。石橋四段は11時半過ぎに早々と時間を入れ、休憩に入った)
(対局開始の様子)
(窓の外を見やる石橋四段)
(対局室の窓からは姫路城が見える)
(午前9時、石橋四段の初手▲7六歩で対局開始)
(五番勝負の抱負を語る石橋四段。写真をクリックすると動画が再生されます)
予選(10~3月)、挑戦者決定リーグ(紅組・白組、3~8月)、挑戦者決定戦(8月)、五番勝負(10月~)
予選勝ち上がり者とシード棋士がリーグ戦を戦い、各リーグの優勝者が挑決戦を行います。挑戦者は女流王位と五番勝負を行います。
<持ち時間>五番勝負…各4時間、リーグ戦…各3時間、予選…各2時間
◆女流王位 清水市代(第4~7、9~17期 通算13期獲得 クイーン王位)
◆挑戦者決定リーグ
中倉彰子初段(7/25 対岩根初段戦)
8/2【紅組5回戦】石橋幸緒四段(4勝1敗)○-●中井広恵六段(2勝3敗)
9/5【挑戦者決定戦】石橋幸緒四段(紅組優勝)○-●矢内理絵子名人(白組優勝)
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