日本女子プロ将棋協会

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REPORT 2009.04.03

第2期マイナビ女子オープン・5番勝負記者会見

4月17日(金)に岡山県倉敷市で開幕する「第2期マイナビ女子オープン・5番勝負」。
開幕を前に2009年4月2日(木)、東京・将棋会館にて両対局者のプレス・カンファレンスが行われました

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主催各社と両対局者 左からLPSA・石橋理事、日本将棋連盟・青野理事、矢内女王、岩根二段、毎日コミュニケーションズ・滝口取締役
◆女王・矢内理絵子
-対戦相手がこういう状況(岩根さんが妊娠中で5番勝負期間中に出産予定)ですが、意識しますか?
「やりにくさは今は特に感じないです。出来るだけ相手を見ないようにしたいです。対局以外の面でサポートできるところがあればサポートしたいですが、盤上ではサポートしません(笑)」
-岩根将棋をどう見ていますか?
「奨励会に在籍していただけあって、しぶとさを感じる。全体的には”自然体”という印象を受けます」
-女王というタイトルを取って意識は変わったか?
「”女王”という名称はインパクトがあるので、一般の方にもビッグタイトルという認識で見られていることは感じました」
-5番勝負に臨むにあたって意気込みを
「(野球の)WBCではないけど、守るという意識ではなく、必死に取りにいくつもりで戦いたい」
◆挑戦者・岩根忍二段
-挑戦者になってしばらく経ちましたが、意識は変わりましたか?
「ネット中継などを見てくれたのか、たくさんの人から連絡をいただいたりして、段々実感してきました」
-好調の理由は?
「1局1局大切に指すようになったのと、家に帰ると2歳になる息子が勝敗をわかるようになって、”勝ったよ”と言うとすごく喜んでくれるので、それが嬉しいのがあるかな(笑)」
-矢内将棋をどう見ていますか?
「攻めと守りのバランスがいい。全体的に安定していて手厚いという印象」
-5番勝負に臨むにあたって意気込みを
「矢内さんとは同世代だけど、タイトル戦などの経験や実績が上なので、相手の事というよりも自分の将棋を指して、それでいい結果が出ればいいと思います」
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健闘を誓い合い握手。5番勝負は4月17日に開幕を迎える。
◆5番勝負日程
4/17 第1局 岡山県倉敷市・倉敷市芸文館
第2局以降の日程につきましてはこちらの説明をご覧ください。

☆5番勝負の模様は特設サイトにてweb中継されます
携帯電話版「激指」でも中継あり