日本女子プロ将棋協会

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REPORT 2010.04.20

第32期霧島酒造杯女流王将戦へのLPSA参加につきまして

                              2010年4月20日   日本女子プロ将棋協会 渉外広報部
 いつも当協会公式サイトをご覧いただきましてありがとうございます。
 4月から開幕しました第32期霧島酒造杯女流王将戦につきまして、予選に当協会より5名の出場枠をいただき現在進行中でございますが、いわゆる「当協会の参加制限」に関する情報により、皆様に大変ご心配をお掛けしております。
 
 昨年度の第31期女流王将戦再開から今年度第32期の継続に至るまで、女流王将戦共催に向けて新たなスポンサー様を探索すべく、当協会としましても鋭意努力して活動致しましたが、残念ながら現段階として叶いませんでした。
 この様な事実関係の基に、今回将棋連盟から特別措置として「LPSAの出場枠5名」が当協会に対して提示されました。
 改めて申し上げるまでもなく、歴史ある「女流王将戦」という「女流公式戦」であることに鑑み、所属団体に関係なく「女流棋士全員参加」を前提にしていただきたい希望はございますが、ひとまず今期限りの特例として当協会も了解した次第です。なお、今回当協会から出場した5名につきましてはLPSA内で出場枠予選会を行い決定したものでございます。
 当協会としましては今期の開催を主催のサテライトカルチャージャパン株式会社様、ご協賛の霧島酒造株式会社様、ご協力のBTVケーブルテレビ株式会社様、各社様に厚く御礼と感謝を申し上げまして、来期以降、将棋連盟と共同で女流王将戦を盛り上げていき、当協会所属女流棋士も円滑に全員参加できるよう、新規スポンサー獲得に向けて努力していく所存でございます。
 なお本件に関して、将棋連盟およびスポンサー様に諸々の問い合わせ等が寄せられているやに聞き及んでおります。
 棋戦開催に多大なご支援、ご尽力を頂くスポンサー様に、ご心配ご迷惑となることのないよう、ファンの皆様に於かれましては、是非とも冷静かつ賢明なご配慮を切にお願い申し上げます。
おわりに ファンの皆様には、弊協会の運営、活動等につきまして、まだまだご満足頂けない点、或いは、何かともどかしさをお感じになられている点が多々あるものと存じますが、限られた諸環境のもと、引き続き所属女流棋士一同、研鑽努力して参りますので、変わらぬご理解ご支援の程をよろしくお願い申し上げます。