R E P O R T レポート
マイナビ出版杯 第18回小学生・第16回中学生女子将棋名人戦 代表決定クラス対局規定
・親睦クラスは下記を原則とし、審判の裁量で柔軟に対応いたします。
振り駒
・振駒で先後を決めます。
・後手が対局時計を置く位置を自由に選択できます。
着手・反則
・着手は駒から指が離れたときをもって成立します。
・時計は着手をしてから押してください。審判から注意があった後に行った場合、反則負けとなる場合があります。
・着手時に駒を飛ばしてしまった場合、指もしくは符号によって明確な着手表示を行ってください。着手表示を行った場合は着手完了とみなします。時計を押した後に駒を拾い、対局を続行してください。
・禁じ手はすべて反則となります。(二歩、行き所のない駒、打ち歩詰、連続王手の千日手)
・禁じ手は対局中に対戦相手が指摘し、本人が認めた時点で反則負けとなります。
・禁じ手や反則を第三者が指摘してはいけません。但し、審判は対局者に対して指摘する事ができます。
第三者や記録係が禁じ手や反則を見かけた場合、速やかに審判を呼んでください。
・「反則」の指摘があった場合、審判に反則の可否判断を確認してください。
・投了後に反則が判明した場合、投了を優先とします。(勝敗は変わりません)
千日手・持将棋
・千日手は成立したら審判を呼んでください。先後入れ替えて指し直しを行います。持ち時間、対局時計の位置は成立時のままで再開します。
参考<千日手>
盤面(盤上の駒の配置)・双方の持駒・手番のすべてが同一となる局面(同一局面)が4回発生した場合を指す。
・持将棋は 27 点法を採用します。同点となった場合は後手の勝ちとします。
・入玉宣言法を使用する事も可能です。
参考<入玉宣言法(27 点法)> LPSAルール
宣言しようとする側の手番で、手番の時間内に着手をせず、下記の①②を行う。
①「宣言します」と言う
②対局時計を止めて対局を停止させる。
その時の局面が、次の条件を満たしていれば、宣言側は勝ちとなります。
(条件を満たしていない場合、1回目は続行し、2回目は宣言側が負けとなります)
*通常の入玉宣言法と異なります。ご注意ください。
条件1:宣言側の玉が敵陣3段目以内に入っている。
条件2:宣言側の敵陣3段目以内の駒は玉を除いて 10 枚以上存在する。
条件3:宣言側の玉に王手がかかっていない。
条件4:宣言側 の点数が先手で 28 点以上、後手で 27 点以上ある。
*玉を除く大駒1枚を5点、小駒1枚を1点として数える。
点数の対象となるのは、玉を除く持駒と敵陣 3 段目以内に存在する駒のみ。(宣言側)
電子機器の取り扱い
・対局者は対局中、自身が保有する電子機器の電源を切らなければならない。
・対局中に電子機器の操作を行った場合、失格となります。
*失格:大会へのエントリー取り消し(その時点で大会への参加は終了)
・対局中に電子機器に触れる場合は、審判の許可のもと、審判の目視のもとで操作する。
(携帯の電源を切ったか確認をする場合)
対局の進行や内容に応じて、審判棋士が勝敗を判定する場合があります。