日本女子プロ将棋協会

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REPORT 2017.02.16

将棋絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん」(講談社)発刊のお知らせ

公益社団法人日本女子プロ将棋協会がプロデュースした将棋の絵本が、2017年2月1日に講談社より出版されます。子どもが自然と将棋の世界に興味を持つことができるようにと、絵本で将棋の世界観を紹介する内容になっており、将棋の駒をモチーフとした8人の個性豊かなキャラクターが冒険をするユーモアあふれるストーリーです。
物語の作者に女流棋士中倉彰子、絵に囲碁将棋フォーカスの司会を務めたフリーアナウンサーの福山知沙を迎え、実際に子育て中である二人のママによって作られました。教育的観点からも注目される“将棋”をテーマにした世界で初めての絵本です。


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作:中倉彰子
絵:福山知沙
発行日:2017年2月1日
発売日:2017年2月2日
ISBN:978-4-06-133315-4
B5変型判32ページ
定価:本体1400円(税別)
◆羽生善治三冠 推薦◆
「小さいお子さんもわかりやすく将棋の世界を知ることのできる一冊です。」
<本書発刊によせて>
将棋は「考える力」を育むことができるゲームと言われています。
とっても面白いゲームなのですが、「将棋って難しそう」「敷居が高そう」と思われてしまい、将棋の世界に触れるきっかけがないまま通り過ぎてしまう親子も多いと感じていました。  
そこで、絵本を通じて気軽に将棋の世界にふれていただき、お子さまに親しみや興味をもってもらいたいと思い制作しました。
将棋の駒は8種類あります。どれも個性的な動きをします。その駒たちで王様をどうやって守るのか、仲間と協力して相手の駒をどうやって取りにいこうか、など、ドキドキ・ワクワクしながら駒を動かすことができるのが将棋の魅力の一つです。
一人でも多くのお子さまが、将棋の世界に興味をもってくれたら・・・
こんなに嬉しいことはありません。

作 中倉彰子(なかくら あきこ) プロフィール
将棋の女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年プロデビュー。NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会などでも活躍。子どもへの指導に定評があり、子どもを対象にした書籍『親子ではじめるしょうぎドリル』(講談社)やDVD『はじめてのしょうぎ入門』、入門用盤駒「はじめてのしょうぎセット」などの開発も手がける。2015年現役を引退、同年10月株式会社いつつを設立。将棋と知育・育児を結びつける活動を広く展開し、講演や将棋普及活動を行う。3児の母でもあり、東京新聞・中日新聞にて子育て日記を連載中。



絵 福山知沙 (ふくやま ちさ)プロフィール
フリーアナウンサー。2003年、東京造形大学造形学部デザイン学科(視覚伝達専攻)卒業。デザイン会社勤務を経てNHK前橋放送局でキャスター・リポーターとして勤務。2011年にフリーアナウンサーとして活動を開始、NHK−Eテレ「囲碁将棋フォーカス」の司会を担当したことをきっかけに、将棋タイトル戦関連の式典の司会なども務める。
2014年男児を出産。現在はテレビ番組やイベントの司会で活躍中。


◆株式会社ホジョセン×LPSA 
株式会社ホジョセンとLPSAが、新商品の開発や、新しい仕組みづくりの提言など、生活者とワークショップを行い、共に考え、形にして社会に発信していくプロジェクトの一環としています。本書は2015年6月神戸にて約100名の参加者とともに実施した、ワークショップからのアイデアを基にしています。
※株式会社ホジョセン
兵庫県神戸市に拠点を置くコンサルティング会社。ブランディングをはじめとした消費者・生活者中心のマーケティング及び事業開発を中心とするサービスを行っています。大企業から地場産業、独立行政法人まで様々な組織体系の方々と共同でプロジェクトを推進しています。http://hojosen.jp/

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2017年2月3日 大國魂神社での節分祭に中倉彰子、中倉宏美が出席。
横綱に昇進した稀勢の里関に「しょうぎのくにのだいぼうけん」を贈呈させていただきました。
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