日本女子プロ将棋協会

対局写真

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(対局中は真剣モード)
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(中井代表も観戦)
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(注目の和田はなちゃん)
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(和田家のお兄さん、大地君)
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(大地くん、手筋の捨て駒で見事トライに成功)
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(大盤を使った感想戦)
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(大庭-北尾戦は2ぴよこが出現)
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(泉對さんは獣医学部の6年生)
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(大地君、女流棋士に3連勝!)
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(どうぶつしょうぎ考案チームが東京新聞の取材を受ける)
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(藤田1級手作りの大盤)
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(盤上に駒が3枚の終盤戦)
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(大庭-武田戦は千日手指し直し)
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(はなちゃん、最後にお兄さんに勝利!)
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(中田七段は貫禄の全勝)

参加者紹介(五十音順)

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大庭美夏
女流棋士1級(2006年12月引退)。この4月から地元津田沼でこども教室の講師をはじめ、はじめて習いに来た生徒への導入にどうぶつしょうぎを採用したところかわいらしい図柄が保護者にも大好評。教室の前後に子どもたちと実戦を楽しんでいる。
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北尾まどか
女流棋士初段。どうぶつしょうぎのルール考案者。将棋に触れたことのない子どもや外国人などに将棋を広く普及するために自身で開発した。
将棋以外のゲームにも精通しており、バックギャモンほかの大会などにも参加している。
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泉對直子
アイリス(LPSAのアシスタントインストラクター)。棋力はアマ三段。
キッズスクールにて助講師をつとめ、生徒たちに慕われているやさしいお姉さん。どうぶつしょうぎは初心者だが、持ち前の攻め将棋の棋風を生かして挑戦。
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武田俊平
リコー将棋部所属のアマ強豪。赤旗名人、支部名人、アマ王将など将棋大会では優勝経験多数。
どうぶつしょうぎとの出会いは、第2回のペア戦の会場にて。負けてしまった参加者達が集まってこの新ゲームを熱心に戦っていた。その中で一番ハマり、自ら「買って帰って研究します」と言った情熱家。あれから約3か月。その成果は…。
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中田 功
棋士。かつて王手将棋の連載を将棋世界で執筆していたなど、変則将棋にかけてはかなりの研究家である。どうぶつしょうぎは最近知ったとのことだが、かなりの腕前。「後手有利説」を唱え本大会にむけ序盤の研究をしているらしい。
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藤田麻衣子
女流棋士1級。LPSAのデザイナーとして大活躍中で、どうぶつしょうぎのイラストを担当。ひよこが裏返ったらニワトリになるというアイディアを形にした、かわいらしいどうぶつたちの生みの親である。ただし腕前に関しては本人いわく「初心者レベル」とのこと。
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和田大地
棋力1級。和田3兄弟の長男。中井塾に参加しているあきと、キッズスクールに参加しているはなは妹。父母ともに将棋に熱心な「将棋ファミリー」の中で育つ。どうぶつしょうぎは家族みんなで楽しんでいるとのこと。きょうだい対決ではお兄ちゃんの意地を見せられるか?
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和田はな
キッズスクールの生徒第1号。入会時はなんと五歳!!椅子に座っても盤の端まで手がとどかず何枚もクッションを重ねて対局していた。最初は人見知りであまりしゃべらず駒を動かすのみだったが、いまは元気いっぱい、口も達者でよく講師も言い負かされたりしている。
将棋の棋力はキッズクールで4級。かなりの攻め将棋だが、どうぶつたちとの相性はいかに?

どうぶつしょうぎ・ルール概要

◆勝ち負け
相手のライオンを捕まえるか、相手の陣地に自分のライオンが入ったら勝ち!!
◆駒の種類
「ライオン」…森の王様です。チームのリーダーです。
       全部の方向に1マス進める、いちばん強い駒です。
「ぞう」…頼りがいのある仲間。ナナメ1マスに進むことができます。
「きりん」…首のながーいキリンは、タテヨコに1マス進めます。
「ひよこ」…ひよこさんは前にひとつだけ進めます。
      取ったり取られたりしながら活躍。パワーアップすると…?
「にわとり」…ナナメ後ろ以外の周りに進めます。
◆初形配置
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◆ルール
・じゃんけんで先手、後手を決め、交互に一手ずつ駒を動かします。
・自分の駒の進めるマスに相手の駒がいるときは、食べる(取る)ことができます。
・とった駒は、自分の番のときに、あいているマスのどこでも打つことができます
・ひよこは相手の陣地(一段目のお空または森)に入るとニワトリにパワーアップします。
 ただし、ニワトリを取っても、打つときはひよこからスタートです。
 (いきなりニワトリでは打つことはできません)
・ふたりで同じ手順を3回くり返したら引き分けになります。
・ライオンを捕まえる(食べる)か、相手の一段目に自分のライオンが入ったら勝ち!!
 (入ったときにすぐとられてしまう場合はダメです)
・どうぶつしょうぎには反則はありません。(打ちひよこ、二ひよこもok)
(考案・北尾まどか初段)
※1dayどうぶつしょうぎカップでは、先後を振りぴよこで決めます。
また千日手は同一局面3回で先後交代。再び千日手となった場合は引き分けとします。

第23回1DAYトーナメント・どうぶつしょうぎカップ

お待たせしました。4月の1DAYトーナメントは「どうぶつしょうぎ」を使っての総当りリーグ戦を行います。女流棋士・プロ棋士からアマ強豪やガールズ、キッズなどメンバーも多士済々。果たして栄えある「どうぶつキング?」は誰か!
今回は動画配信が中心になりますが、“真剣勝負のどうぶつしょうぎ”をお楽しみに!

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(オンラインショップ他で話題沸騰のどうぶつしょうぎ)
・日時 4月19日(日) 13時30分開始
・対局規定 持時間:5分30秒、総当りリーグ戦
・協賛 株式会社ライブログ 株式会社ライブログ
中継サイト
・エントリー・メンバー
北尾まどか初段 藤田麻衣子1級 大庭美夏1級

中田 功七段(棋士)
武田俊平(元アマ王将・赤旗名人)
泉對直子(アイリス)
和田大地 和田はな(キッズ選抜)
・リーグ表
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・スケジュール
13:30 1局目開始(北尾-大地/藤田-はな/大庭-泉對/中田-武田)
13:50 2局目開始(北尾-大庭/藤田-大地/中田-はな/藤田-泉對)
14:10 3局目開始(北尾-武田/藤田-中田/大庭-大地/泉對-はな)
14:30 4局目開始(北尾-はな/藤田-泉對/大庭-武田/中田-大地)
15:00 5局目開始(北尾-藤田/大庭-はな/中田-泉對/武田-大地)
15:20 6局目開始(北尾-中田/藤田-大庭/武田-はな/泉對-大地)
15:40 7局目開始(北尾-泉對/藤田-武田/大庭-中田/はな-大地)
16:20 表彰式
16:30 終了
☆ライブカメラにて一局動画放映予定
【優勝者予想クイズ】
 お名前・ご住所・電話番号・優勝者を明記し件名に「4月1DAY・優勝者予想」と書いてこちらまでご応募下さい。
 見事、的中された方の中から抽選で5名の方に優勝者の揮毫色紙をプレゼント致します。
 みなさま奮ってご応募下さい。
 ☆投票期間は4月19日(日)13時までです
【スポンサー募集】
 毎月開催する1DAYトーナメントはスポンサーを募集しております。
 日本女子プロ将棋協会の女流棋士を応援してくださる方、ネットに広告を掲載したい企業・法人の方、ご協賛をお願いいたします(個人での協賛も承っております)
 お問い合わせは事務局まで
 (tel 03-3915-0931 e-mail info@joshi-shogi.com

第2期マイナビ女子オープン五番勝負第1局の延期および倉敷対局中止のご報告

                                  2009年4月14日 一般社団法人 日本女子プロ将棋協会
 株式会社 毎日コミュニケーションズ、社団法人日本将棋連盟、一般社団法人日本女子プロ将棋協会(LPSA)の三者で共催する女流公式棋戦「第2期 マイナビ女子オープン」の五番勝負倉敷対局(第1局)として4月17日(金)、岡山県・倉敷市芸文館にて開催を予定しておりましたが、挑戦者 岩根忍女流二段(28歳)の出産予定日が当初より2週間ほど早まり4月21日となりましたことから、岩根女流二段の体調を考慮し、第1局の延期および倉敷での対局を中止することになりましたのでご報告いたします。
 本日、岩根女流二段から、「主治医との相談の上、出産日を4月21日に変更することになった」という報告を受け、主催者3者で倉敷対局での中止を協議、アルスくらしき(倉敷市文化振興財団)の理解と両対局者の同意を得て、正式に倉敷対局を中止することを決定いたしました。第1局は岩根女流二段の出産後、8週間以上の期間をあけての対局となります。
 主催者コメントは以下になります。
 「出産予定日が当初より早まったことを受け、岩根女流二段には安心して出産できる環境を整えることが最も重要だと判断し、中止の決定をいたしました。今般の変更に伴い、矢内女王には、第1局の対局延期の申し入れに際して、ご快諾いただけましたことを心より感謝しております。また、ファンの皆様、関係者の皆様にも直前の延期でご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。」

第3回小学生女子将棋名人戦・四国ブロック予選

LPSAでは今年も小学生女の子将棋ナンバー1決定戦「小学生女子将棋名人戦」(女流名人戦から改称)を行います。
その第1弾は四国大会です。昨年と同様に「第9回マルナカ杯四国少年少女王将戦将棋大会」の小学生・女子の部に兼ねる形になりますので、参加対象は四国在住の方のみとなります。

【決勝棋譜】
▲牟田口環美(5年)-△山根ことみ(6年)
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山根ことみさん(愛媛・小6)が昨年に続いての優勝で、四国代表をゲット!
◇山根ことみさん ミニ・インタビュー
-大会を振り返っていかがでしたか?
 「最初は緊張したけど、対局が始まるといつも通りになったけど、決勝戦はかなり緊張した」
-決勝戦はどうでしたか?
 「角を成って駒得になって勝ちになったかなと思った」
-普段はどんな勉強方法を?
「松山将棋センターに行って、詰将棋・棋譜並べ・実戦をしています。詰将棋と棋譜並べは家でもやります。詰将棋は『将棋世界』の詰将棋サロン、棋譜は振り飛車の棋譜を並べます」
-去年に続いての代表ですが、全国大会(8/23・東京)への意気込みを
「もっと強くなって、いい将棋を指したいです」
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審判・中倉宏美二段による挨拶

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第2期マイナビ女子オープン五番勝負対局日程について

                                   2009年4月3日 一般社団法人 日本女子プロ将棋協会
一般社団法人日本女子プロ将棋協会(LPSA)が、社団法人日本将棋連盟、株式会社 毎日コミュニケーションズ<マイコミ>と共催する女流公式棋戦「第2期 マイナビ女子オープン」の五番勝負第2局以降の対局日程について発表をいたします。
矢内理絵子女王(29)に、タイトル戦初登場の岩根忍女流二段(28)が挑戦する、第2期マイナビ女子オープンは、挑戦者が挑戦者決定時に妊娠8ヶ月、さらに、タイトル戦期間中に出産をするという将棋界にとって異例のタイトル戦となりました。岩根女流二段は、「第二子を授かったことが精神的に支えになり、初めてのタイトル戦に挑戦することができました。二人分でがんばります」と話しています。
LPSAでは、出産することがハンディキャップにならないよう、また今後、多くの女流棋士が出産をする際に不安を感じることのないよう、出産による体調を考慮し、かつ勝負の公正さを欠くことないよう第2局以降の日程・対局規定について、共催する二者と協議をいたしました。以下、決定した日程についてお知らせいたします。
<日程について>
五番勝負第2局以降は現在、暫定的に設定されている日時を全て白紙とし、挑戦者の出産後、労働基準法で定められている8週間の休養期間もって再度調整をする。
第2局以降の日程は、出産後できるだけすみやかに三者で協議をし、両対局者の同意の上で決定いたします。

第2期マイナビ女子オープン・5番勝負記者会見

4月17日(金)に岡山県倉敷市で開幕する「第2期マイナビ女子オープン・5番勝負」。
開幕を前に2009年4月2日(木)、東京・将棋会館にて両対局者のプレス・カンファレンスが行われました

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主催各社と両対局者 左からLPSA・石橋理事、日本将棋連盟・青野理事、矢内女王、岩根二段、毎日コミュニケーションズ・滝口取締役
◆女王・矢内理絵子
-対戦相手がこういう状況(岩根さんが妊娠中で5番勝負期間中に出産予定)ですが、意識しますか?
「やりにくさは今は特に感じないです。出来るだけ相手を見ないようにしたいです。対局以外の面でサポートできるところがあればサポートしたいですが、盤上ではサポートしません(笑)」
-岩根将棋をどう見ていますか?
「奨励会に在籍していただけあって、しぶとさを感じる。全体的には”自然体”という印象を受けます」
-女王というタイトルを取って意識は変わったか?
「”女王”という名称はインパクトがあるので、一般の方にもビッグタイトルという認識で見られていることは感じました」
-5番勝負に臨むにあたって意気込みを
「(野球の)WBCではないけど、守るという意識ではなく、必死に取りにいくつもりで戦いたい」
◆挑戦者・岩根忍二段
-挑戦者になってしばらく経ちましたが、意識は変わりましたか?
「ネット中継などを見てくれたのか、たくさんの人から連絡をいただいたりして、段々実感してきました」
-好調の理由は?
「1局1局大切に指すようになったのと、家に帰ると2歳になる息子が勝敗をわかるようになって、”勝ったよ”と言うとすごく喜んでくれるので、それが嬉しいのがあるかな(笑)」
-矢内将棋をどう見ていますか?
「攻めと守りのバランスがいい。全体的に安定していて手厚いという印象」
-5番勝負に臨むにあたって意気込みを
「矢内さんとは同世代だけど、タイトル戦などの経験や実績が上なので、相手の事というよりも自分の将棋を指して、それでいい結果が出ればいいと思います」
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健闘を誓い合い握手。5番勝負は4月17日に開幕を迎える。
◆5番勝負日程
4/17 第1局 岡山県倉敷市・倉敷市芸文館
第2局以降の日程につきましてはこちらの説明をご覧ください。

☆5番勝負の模様は特設サイトにてweb中継されます
携帯電話版「激指」でも中継あり

LPSA公認ツアー女子プロ誕生のお知らせ

この度2009年4月1日付で、当協会より初の「ツアー女子プロ」が誕生することとなりましたので、下記の通りご報告させていただきます。
これはLPSA公認プロ制度を制定後の2009年3月7日、8日の両日に、中井塾で生徒として既に研修を受けていた者を対象としてツアーライセンス取得試験を行い、合格者が1名出たため、LPSA理事会で最終的にツアー女子プロ登録を承認したものです。
LPSAでは今夏(7月頃予定)、一般公募による受験者を対象としたツアーライセンス取得試験を行い、新人女子プロを育成してまいります。
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☆渡部 愛(わたなべ まな) 
・LPSAツアーライセンス番号 1
・生年月日 1993年(平成5年)6月26日生まれ(15歳)
・出身地   北海道帯広市
・現住所   北海道札幌市在住(北海高等学校1年)
・身長    159cm
・血液型   B型
・棋歴     8歳の頃に将棋を覚えて7年
・将棋を覚えたきっかけ 
 小学2年生のときに担任の先生とクラスメートが対局しているのを見て興味を持つ
・得意戦法 振り飛車
・目標    女流タイトル獲得
・アマ時代の主な戦績 
        第40期女流アマ名人戦 準優勝
        第46期赤旗名人戦全国大会 予選通過
        第1回女子アマ王位戦 第3位など
〔渡部愛コメント〕
「まだまだ勉強が足りないので、これからより自分を研いて、高めていきたいです。LPSAでのお仕事も頑張って行きたいと思います。」
なお、渡部ツアー女子プロの活動は5月6日(祝)に大田区民ホール「アプリコ」(東京都)で行われるLPSAファンクラブ「Minerva」イベントでの出演から、また対局につきましては、5月3日(日)のファンクラブカップ(インターネットでの対局)が予定されています。
☆LPSA公認ツアー女子プロ制度要項につきましては、こちらをご覧下さい。