
(駒込サロンで対局する神田初段と藤田麻衣子1級)

(対局開始は12時)
投稿者: lpsa
第2回”ライブログカップ”開催要項
第2回1dayトーナメント「ライブログカップ」
2007年7月15日(日)開催!
<協賛>株式会社ライブログ

<対局場>
「総合対局サイトTAISEN http://taisen.mycom.co.jp」
公開ネット対局を行います。決勝戦は解説付きチャットも予定しております。リアルタイムで観戦チャットをお楽しみください。
※なお、TAISENはゲスト登録(無料)することによって対戦を観戦することができます。登録にあたっては、上記サイトから専用ソフトをダウンロード・インストールする必要があります。
<中継サイト>
http://joshi-shogi.com/1day/
写真や動画配信を予定しております。
<参加女流棋士>※フリーエントリー制




藤森奈津子三段 神田真由美初段 鹿野圭生初段 中倉宏美初段




大庭美樹初段 島井咲緒里初段 松尾香織初段 藤田麻衣子1級
<トーナメント表>

<タイムスケジュール>
12:00~ 一回戦
14:00~ 二回戦
16:00~ 決勝
<ルール>
持ち時間 15分30秒、考慮時間5分
持将棋24点法
★将棋SNSとコラボ企画★
ライブログカップの開催にあわせ、株式会社ライブログが運営する「将棋SNS」(http://www.liblog-sns.jp/shogi/)におきまして、事前戦型予想、戦前インタビュー、自戦記・観戦記公開などの複数のネットイベントを実施する予定です。
・将棋SNSについて
「将棋SNS」は株式会社ライブログ(横浜市)が運営する将棋専門SNSです。将棋ファンやプロ棋士の交流の場、意見交換の場としての利用を通じ、将棋文化の醸成や将棋の普及を目指しています。
システム上の特長としては、kifファイル、csaファイルの将棋棋譜ファイルをそのまま登録・閲覧できること、ミクシィなどの閉鎖型SNSと異なり誰でも会員登録無しにコンテンツにアクセス・閲覧できること(ただし、コミュニティの運用者や日記執筆者が許可設定したもののみ)などがあります。
なお、将棋SNS内のコンテンツに自由にアクセスし、また記事やコメントを書き込みたい場合には下記の手続きによる登録が必要となります。
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続きへ」をクリック
6.プロフィール登録画面となりますので、必要事項を記入
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インターネット対局ならではのコラボ企画をどうぞお楽しみに!
【スポンサー募集】
毎月開催する1dayトーナメントはスポンサーを募集しております。
日本女子プロ将棋協会の女流棋士を応援してくださる方、ネットに広告を掲載したい企業・法人の方、ご協賛をお願いいたします。
お問い合わせは事務局まで
(tel 03-3915-0931 e-mail info@joshi-shogi.com)
中井六段自戦記

1dayトーナメントは、女流棋士の松尾さん、北尾さんが新法人設立前から発案していた企画です。月1回の開催ですが、毎月いろいろな趣向を凝らしてやってみたいと、張り切っています。
第1回目は、オールオフィス様、パールファクトリー様にご協賛いただきました。LPSAが発足して初めての棋戦ということで、普段笑いが絶えないメンバーも、朝から真剣な面もちです。


1回戦は、山下五段との対戦。山下さんとの対局は久しぶりです。第一期生の大先輩で、今回のLPSA設立には感慨深いものがあったことと思います。
居飛車対四間飛車で、得意としている左美濃戦法に。序盤は不満のない組み上がりとなったのですが、中盤でミスがあり不利に。その後も山下四段のベテランらしい指し回しに、どんどん形勢が開いてしまいました。
1図で山下さんは△3七桂成と指したのですが、予定通り△3八角成とする方が良かったようです。急に▲4五桂と使われるのが気になって予定変更したそうですが、角が質駒になってしまったのがもったいなかったようです。最後は相手の秒読みに救われ、冷や汗をかきながらの辛勝でした。

2回戦は石橋四段戦。石橋さんとは普段から仲が良く、いつも馬鹿話をしながら大笑いを繰り返しているという感じです。責任感も強く、今回のことでも人一倍動いています。
石橋さんは居飛車・振り飛車を両方指しこなすので、なかなか戦形の予測がつきません。本局は、ご機嫌中飛車に。一進一退の中盤戦でしたが、端から手を作れて優勢に。途中、簡単な勝ちを逃したものの、(2図で▲8四銀と出れば△同玉に▲9五角の王手飛車があり、決まっていた)優勢をキープして終盤へ。
秒読みに入り、リードを意識しながらも読み切れないまま最後の寄せ合いに。感覚で金を取れば詰めろになっているだろう・・と指した▲5四角成(3図)が、実は詰めろになっていなかったようで、△6八歩成り▲同飛に△5七歩成とされていたら負けていました。
石橋さんも読み切れなかったのか、私の気合いに押されて(笑)△6八歩成▲同飛に△5三金と受けてしまったため、▲6四桂から勝ちになりました。
2回戦も危なく逆転負けしそうでしたが、なんとか決勝戦へ。


決勝は、島井初段戦です。彼女は高知出身。美人で明るく、人気の高い棋士の一人です。得意戦法は振り飛車穴熊。相振り以外は、ほとんど穴熊に囲って攻めてきます。
振り駒の結果、私が後手に。戦型はやはり振り飛車穴熊でした。対して、こちらの作戦をどうするかです。持ち時間も短いので、相穴熊にしようか・・とも思ったのですが、いかにも暑くるしいので銀冠に。
4図から、先手は▲3八飛とまわってきました。▲3九金と寄る手も普通ですが、先手ということもあり、より積極的な手を選んだのでしょう。
ここから数手進んで▲3五歩△同歩▲同飛と3筋の歩を交換してきたのが5図。
ここで作戦が分かれます。ポイントは角の使い方で、3三の位置のまま戦うか、移動するか。
本譜はここから△5一角と引いて、角を転換する方を選びました。
5図から、△5一角▲3八飛△7三角▲6五歩△3三桂▲6六銀△3四歩▲5六歩△8四角▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩▲6六銀と進み、6図へ。

6図から、△6四歩▲同歩△同銀▲6五歩△5三銀と後手も一歩交換し、銀を引きました。これは性格に反し?ちょっと大人しい指し方だったかもしれません。▲6四歩△同歩に▲6二飛の方が勢いがありました。
△5三銀に対し、▲5七銀は筋の良い振り飛車らしい手。△7三桂に▲5六銀と立って、▲4五歩からの攻めをねらいます。
△6二飛▲6八飛と進んで7図。
このときに振り飛車側を持って気になるのが3九の金が角でねらわれていること。いつでも角を切ってこられて囲いが薄くなるのが嫌味です。その弱点を突いて△2五歩。放置すれば、△2六歩▲同歩に△2七歩があります。島井さんは▲3八金と上がって受けました。これも、振り飛車党らしい感覚です。▲3七金と寄る手もありますが、いつでも切ってこられる金をかわすことによって、あたりを避けているのです。
ここで、△5五歩と仕掛けました。
ちょっと無理筋のような気もしたのですが、他に有効に待つ手も思いつかなかったので、元気良くいってみました。後手としては、3八の金が浮き駒になっているところが狙い目です。
△5五歩▲同角△5四銀に、▲6四歩と突かれたのにはびっくりしました。さすが、若手棋士の指し手には勢いがありますね。でも、この場合はじっと角を引いておいた方が無難で、▲6四歩は元気が良すぎたようです。
数手進んで9図。ここで△4九角が痛打。3八の浮き駒の金をねらって、後手優勢となりました。穴熊は金・銀がくっついていると堅い囲いなのですが、一枚一枚剥がされていくと、急に薄く弱い囲いになってしまいます。
10図で、△7六角成とソッポにいく手が好手になります。成り銀を取られてはいけませんので▲4二金と打ちますが、そこで△3九金とベタっと張り付く手が詰めろになります。
△同銀▲同角成りに△2八金と打つしか受けがありませんが、△6八歩と飛車の横利きを消す手があります。
局後、「この△6八歩は代表理事としてあるまじき行動なので、次の理事会の議題にかけます」と石橋さんに通告されてしまいました。盤上この一手だと思うのですが・・。
最後は即詰があり、何とか優勝することができました。

副賞には黒真珠のネックレスをいただけるそうで、ヤッターと声をあげたくなるほどの喜びが!!何を隠そう(別に隠してませんが)私は6月生まれなので、誕生石なのです。正直言っていろいろと疲れが溜まっていましたが、将棋で勝つ喜びは一番の癒しになります。第1回の1DAYトーナメントに優勝できて、本当に嬉しいの一言です。

石橋さんから理事会で議題にあげられることもなく、無事?1dayトーナメントが終了でき、ホッとしております。今後も、第2回、3回と魅力ある棋戦にしていきたいと思いますので、どうかご声援を宜しくお願い致します。
最後になりましたが、ご協賛いただきましたオールオフィス様、パールファクトリー様に厚く御礼申し上げます。
(中井広恵)
動画で振り返るパールカップ
表彰式スピーチ

優勝・中井広恵六段
「新法人LPSAとして初めての棋戦ということで、協賛いただいた
オールオフィス様、パールファクトリー様には大変感謝しています。
今日は1回戦の山下さんとの将棋が一番苦しかったのですが、
なんとか逆転できてここまでこれました。
私の誕生日は実は6月でして、誕生石のパールをとても楽しみに
していました(笑)。
これからもいろいろな企画、棋戦を頑張っていきたいと思いますので、
応援よろしくお願いします」

準優勝・島井咲緒里初段
「早指しだけに非常にスピーディでスリリングで、とても楽しかったです。
とてもいい機会でしたので、第2回、第3回と続けていきたいです。
次回は今日以上の成績を残したいと思ってます(優勝宣言に一同沸く)。
スポンサーの皆様、スタッフの方々、今日は本当にありがとうございました」

(副賞の黒真珠ネックレスの他に、参加賞として淡水パールネックレスも贈られた)
中井六段優勝


(栄えある第1回優勝者は中井六段)

決勝 島井咲緒里初段-中井広恵六段
準決勝の模様
準決勝第2局 藤田麻衣子1級-島井咲緒里初段

準決勝第1局 石橋幸緒四段-中井広恵六段







